
| 19世紀中頃のことです。バレイショを主食とするアイルランドで疫病が発生し、全国的な大飢饉となりました。このため160万人がアメリカに移民しました。この中にはケネディ大統領の祖父もいたのです。疫病にまつわる有名な逸話です。 |
| ▲進展病斑;疫病の蔓延が予測されます。 | ▲葉の裏側の症状;白い粉は分生子です。 |
| ▲葉にたくさんの病斑ができています。 | ▲激しく発病すると枯れ込んでしまいます。 |
| ▲茎にも病斑ができることがあります。 | ▲塊茎腐敗;疫病で腐ったイモです。 |
| ▲分生子;先端の膨らみを乳頭突起といい、長径が約0.033mm.のレモン状の袋です。 袋の中の無数の遊走子(ユウソウシ)が水中を泳ぎます。感染を広げます。 |
今回のキーワード;塊茎腐敗、遊走子、乳頭突起
写真;秋野聖之氏、(社)北植防、著者

植物病理のスペシャリスト。40年にわたって、タマネギやバレイショ、豆類など、北海道の主要農産物における病害虫の生態解明に力を尽くし、防除に役立てている。何よりフィールドワークを大切に、夏から秋は精力的に畑を回る。調査研究の原動力は“飽くなき探求心”。
[profile]
農学博士・北海道植物防疫協会常務理事。北海道大学大学院卒業後、道内各地の農業試験場で研究を続け、中央農業試験場病理科長、同病虫部長、北見農業試験場長を歴任。2000~2013年度まで北海道植物防疫協会会長。
![]()

〒003-0030
札幌市白石区流通センター
6丁目1番18号
TEL : 011-892-6281
FAX : 011-801-2183

